崩壊前夜の旧ソ連のお膝元、グルジアで撮られた「懺悔」。 なんと日本初公開となるこちらは、「ざくろの色」を思わせる抽象性と詩情を醸しながら、しっかり体制批判にもなっている傑作です。 亡くなった独裁者の死体が何度も掘り返される事件が起こる。被告人として法廷に現れた女性は、独裁者によって理不尽にも引き裂かれた家族の歴史を話し始める。 理不尽を理不尽と知りながら、自分かわいさに何もしない人々。独裁者よりも何よりも、一番怖いのはこういう類いの人たちです。権力者にとって無関心は何よりの援護射撃。自分が世界各地で起こる紛争や戦争に加担していないと、胸を張って言えるでしょうか?
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